深セン市 『深セン市経済特区人材業務条例(2023改正)』
[要約]人材管理制度をより柔軟に
概 要
深セン市人民代表大会常務委員会は2023年10月31日、『深セン市経済特区人材業務条例(2023改正)』(以下『条例』という)を改正・可決し、2023年12月1日より施行されている。
『条例』は全7章からなり、人材育成、人材導入と流動、人材評価、人材激励、人材サービスと保障などの面をめぐり、関連規定が策定されている。人材評価体系の健全、人材評価の考査周期を科学的に設定するよう要求される。高等教育機関、科学研究機関、医療保健当局などの事業単位に職位の設置、職位評価、人員配置などの面でより多くの自主権を与える。専門技術人材と高技能人材の評価・貫通の内容が追加され、技術技能人材の職業資格と国際職業資格の連携制度を構築する。科学研究者に職務科学技術成果の所有権、長期使用権を更に明確に付与し、関連単位が科学研究者の意思に基づいて職務科学技術成果の転化を行うよう要求される。青年人材の育成仕組みを強化する。