『ICV参入許可および道路走行試験活動の展開に関する通知』
[要約]ICVの商業化を後押し
概 要
工業情報化部、公安部、住宅都市農村建設部、交通運輸部の４部門は11月17日に連名で、『ICV参入許可および道路走行試験活動の展開に関する通知』（工信部聯通装[2023]217号。以下、「通知」）を公布した。
通知では、ICV（Intelligent Connected Vehicle）の道路テストとモデル応用作業を踏まえた上で、量産条件を備えたICV製品を選定し、参入許可の試行を実施することが提起された。参入許可を取得した製品については、限定された区域内で道路走行の試験を行い、運輸経営に用いる場合は関連の運営資格および運営管理要求を満たさなければならない。通知によると、関連業務の目標は、ICVの生産企業と使用主体が能力構築を強化するよう誘導し、安全保障を前提に、製品の機能・性能の向上と産業生態の繰り返しの最適化を促進することである。試験・実証に基づき管理経験を蓄積し、法律・法規・技術基準の制定・改正をサポートし、ICV生産の参入管理および道路交通安全における管理体系の健全化・完備を加速する。通知によると、組織的な実施は5段階に分けられ、これらは試行申告、製品参入試行、道路走行試行、試行の一時停止と撤退、評価調整である。
