上海市においてミステリーボックス経営活動のコンプライアンスに関する指針が発表
概 要
上海市で営まれるミステリーボックスに関する経営活動を規範化し、消費者の合法的な権利と利益を保護するため、上海市市場監督管理局は1月14日、「上海市におけるミステリーボックス経営活動のコンプライアンスに関する指針」を発表した。
「指針」では、次の通り定めている。ミステリーボックスに関する経営活動は通常、生活消費、文化・芸術・娯楽等の分野で営まれている。ミステリーボックス商品は、実際の価値がその販売価格に基本的に見合ったものでなければならない。ミステリーボックスビジネスは、金額が少額で、現金によらず、ミステリーボックス商品の単価は通常人民元200元以下である。ミステリーボックスの経営者は、ミステリーボックスを違法に利用した金融経営活動や金融に類似する経営活動を営んではならない。また、中古のミステリーボックスを使った経営活動を違法に営み、愛好家ではない顧客を投機的な売買に誘引し、中古市場の価格を故意に激しく上下させることで、正常な取引秩序を乱してはならない。さらに、虚偽の市場情報を流布させて最高価格を操作したり、行き過ぎた販促活動により消費者の顕示欲や競争心を煽ったり、特定の商品の当選率を故意に引き下げる飢餓商法を行ったりすることを禁止する。