『＜2024年上海市営業秘密保護業務要点＞印刷・公布に関する通知』
[要約]上海市が企業の営業秘密の保護をさらに強化
概 要
2024年4月16日、上海市市場監督管理局はウェブサイトに「＜2024年上海市商業秘密保護業務要点＞の印刷・配布に関する通知」（以下、「『業務要点』」という）を公表した。『業務要点』は、『本市の商業秘密保護モデル作成業務の更なる強化による経済の質の高い発展へのサービスに関する意見』『商業秘密保護モデル組織評価弁法』を制定・印刷・配布し、商業秘密保護モデル作成業務の重点及び要求を明確にし、商業秘密保護の企業活動への取り組みを継続し、『企業商業秘密管理規範』地方基準を正式に公布し、『渉外企業商業秘密保護ガイドライン』等を編纂し、本市の現代化産業体系、重点産業、企業のイノベーション発展へのサービスをめぐり、企業の商業秘密保護の実情、主観的意思等の要素を総合的に考慮し、区級企業の商業秘密保護モデル作成3年育成リストを確定することを明確にする。
『業務要点』では、制度構築の強化、営業秘密保護規則体系の整備が強調されている。主に以下の3つがある。第一に、制度設計の強化。国際的視野の下での営業秘密保護制度を研究し、浦東地方の立法に理論的支持を提供する。『本市の商業秘密保護モデル作成業務の更なる強化による経済の質の高い発展へのサービスに関する意見』『商業秘密保護モデル単位評価弁法』を制定・印刷・配布し、商業秘密保護モデル作成業務の重点及び要求を明確にする。第二に、保護ガイドラインの制定。『企業営業秘密管理規範』の地方基準を正式に公布し、企業が営業秘密保護措置を完備するよう指導する。第三に、保護連合の設立への探索。地域の経済及び産業発展の特徴を踏まえ、司法機関、科学研究機関、第三者サービス機関、業界の先頭企業等と連携し、総合的な商業秘密保護連盟を設立する。
